外壁・内壁にはどんな種類がある?それぞれの特徴やメリット・デメリットをザックリ解説

雑誌やメディアの特集などで、おしゃれな住宅を目にする機会も多くありますが、そこで「あの内壁はなんだろう?」「これってどんな種類の内壁になるの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
部屋の雰囲気を大きく変化させる内壁にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴も異なってきます。
今回は、内壁の種類や特徴、メリットやデメリットについてご紹介します。
新築一戸建ての内壁選びの際にぜひ役立ててみてください。

内壁の種類

住宅の壁に主に使用される内壁の種類についてご紹介します。

【クロス】
住宅の約80%の割合で使用されている内壁素材として、最も一般的なのがクロスとなります。
日本では湿式と呼ばれる塗り壁を一般的に使用していたのですが、1960年代に入ると石膏ボードなどが下地になり、その上に糊で壁紙を張っていく乾式工法が普及していったことから、現在はこの乾式工法でクロスを貼る方法が主流となっていきました。
種類が豊富で大手メーカーでは約1万種類もあり、好みのデザインや素材が選びやすく施工性に優れていて、塗り壁が1㎡につき約2,000円程度、ペンキが1㎡につき約800円程度、クロスは1㎡につき約500円程度となり、材料費がかからないことが分かります。

<メリット>
・種類が豊富
・価格が安い
・メーカーによって防火や防音、消臭や防汚などの機能性に優れたものもある
・掃除しやすい

<デメリット>
・耐久性に弱い
・結露しやすい
・他の住宅と差別化しにくい

【タイル】
部屋のアクセントやポイントとして部分的に使用されることの多いタイルは、大きさや形などデザイン性の高さが魅力で、部屋の中をおしゃれで個性的に見せてくれます。
デザイン性だけでなく、機能性としても優れていて消臭効果や調湿効果も期待でき、部屋の雰囲気に合わせてインテリア感覚で活用することもできます。

<メリット>
・耐久性に優れている
・汚れに強い
・抗菌、防汚加工されているものもある
・質感を変える組み合わせで自由な発想を形にできる

<デメリット>
・コストがかかる
・下地にカビが生えやすいためこまめな手入れが必要

【木板・パネル】
内装で使用される木板やパネルは、温かみのあるデザインが多く、ナチュラルで素材の雰囲気を味わうことができます。
無垢材と合板に分類され、使い込むことでその家の“味”として変化していきます。
木の温もりも感じられるので、やすらぎの空間を演出することができるでしょう。
また、木材は空気中の湿気を吸収したり、放出したりできる素材なので、心地良い空間づくりにも適しています。

<メリット>
・調湿性、保温性に優れている
・年数によって風合いが変わる
・防音効果など機能性の高い素材もある

<デメリット>
・定期的なメンテナンスが必要
・汚れが付きやすい

【ペンキ】
海外では最もポピュラーなペンキは一般的な内装で、カラーバリエーションの豊富さが魅力です。
個性的な空間に仕上げることができ、簡単に塗り替えることができるので、気分によって部屋のイメージを変えやすい素材となります。

<メリット>
・費用があまりかからない
・業者に依頼しなくても自分でできる
・好みのデザインにしやすい
・廃材が出ないので地球に優しい

<デメリット>
・匂いが残りやすい
・乾燥までに時間がかかる
・自分で行うと失敗する可能性がある

【塗り壁】
クロスと同様に選ばれている塗り壁は、土やセメントを糊や水で配合した泥状のものを壁に塗っていきます。
職人によって行われるため費用はかかってしまいますが、工業製品では感じることができないオリジナルな空間に仕上げることができます。
また、自然由来の素材を使用しているため、アレルギーなどのリスクも少なく、健康的な生活を送りたい方には最適な内装となるでしょう。

<メリット>
・無機材のため、経年劣化や日光による劣化が少ない
・耐火性があり、有害ガスの排出もない
・調湿効果でカビが発生しにくい
・吸音性に優れている

<デメリット>
・費用がかかる
・掃除が難しい
・職人によって仕上がりが異なる

このように、内壁には様々な種類があるだけでなく、それぞれの特徴やメリット、デメリットも異なってきます。
素材の特徴を理解しておき、新築一戸建てにピッタリの内装を選びましょう。

外壁の種類

外壁の種類は、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディング、分譲マンションと同じRC鉄筋コンクリート、ALCという軽量気泡コンクリート、レンガ、タイル、モルタル壁、消石灰を主原料とした歴史がある漆喰、板張りの11種類があります。機能も外壁も強いこだわりがないのであれば、窯業系サイディングがオススメです。外壁のデザインにこだわるのであれば、金属サイディングや鉄筋コンクリートがいいでしょう。初期費用を安くしたいのであれば、窯業系サイディングか板張りがいいです。壁もメンテナンスが必要なので初期費用は高くともメンテナンスコストがかからないものとなれば、レンガ、タイル、漆喰がいいかもしれませんね。
外壁は日ごろから日光や雨、風にさらされている部分になるので定期的なメンテナンスが必要です。現在の日本の住宅で一番よくつかわれているのが窯業系サイディングです。耐久年数は約40年ほどです。どの建材がオススメかは住宅メーカーの方に相談して決めるといいかもしれませんね。
頑丈な外壁を使って新築一戸建てを阪神間または、北摂で新築一戸建ての購入をご検討中ならば、こちらにご相談がオススメです。

まとめ

いかがでしょうか。
一度壁を決めてしまったら家具を動かす労力などもあり、なかなか内壁の模様替えは難しいでしょうし、外壁も変えることは極めて困難です。
決めるのに際し、少しでも悩みや迷いがあるようでしたらこちらをご覧ください。
住宅に関する悩みの他、新築一戸建て・分譲住宅を加古川で検討中の方にも大変便利です。

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